今回は、「お金」の観点における山梨県内で子育てのしやすい市のおすすめランキングを作成しました。
出産祝い金や乳幼児医療費助成などを比較したランキングを発表します。
ただし、山梨県内の27市町村すべてではなく、今回は「市」のみを比較の対象としていますことをあらかじめご了承ください。
山梨県内で子育てがしやすいのはどこ?
子育てのしやすさは、環境や助成の内容などのさまざまば要因によって変わると思います。
しかし今回はあえて、「お金」という観点に絞って比較をしていきたいと思います。
やはり子育てのネックの1つは「お金」であることは間違いありません。
そこで今回は、以下の3つの項目で比較をしていきます。
- 出産祝いの比較
- 乳幼児医療費助成の比較
- 0歳児の認可保育所月額保育料の比較
以後発表するランキング等は、あくまでもデータからおすすめ度を一個人がランキング化したものです。
個人的な観点による見解だということをお忘れのないよう、よろしくお願い致します。
山梨県内の市でもらえる出産祝い
各出産祝いの内容については、細かい条件があります。
今回は、単純に出産祝いとしてもらえる特典を比較してみました。
詳細を知りたい方は、各市役所にお問い合わせくださいね。
もらえる出産祝いの比較
市 | 出産祝いの内容 |
---|---|
甲府市 | ー |
富士吉田市 | ー |
都留市 | ー |
山梨市 | 第1子:5万円 第2子:10万円 第3子以降:20万円 |
大月市 | 第1子:3万円 第2子:5万円 第3子以降:10万円 |
韮崎市 | 一律1万円 木のスプーン |
南アルプス市 | ー |
北杜市 | 第1子:10万円 第2子:30万円 第3子以降:30万円 など |
甲斐市 | 記念樹 |
笛吹市 | ー |
上野原市 | 第1子:5万円 第2子:10万円 第3子以降:50万円 |
甲州市 | 一律10万円 |
中央市 | ー |
一人目から10万円給付されるか二人目は30万円給付の「北杜市」が最も優秀と言えるでしょう。
また、一律で10万円もらえる甲州市も、子どもは一人と決めているご家庭にとっては好条件と言えるでしょう。
山梨県では、どの市町村でも出産後に「はじめてばこ」が無料でもらえます。
こちらは申し込みが必要となりますので、まだもらっていない人は今すぐチェックしてみてくださいね。
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山梨県内の市による乳幼児医療費助成
次に、山梨県内の市による乳幼児医療費助成(通院/入院)の対象年齢を見てみましょう。
通院・入院時における医療費助成の比較
市 | 対象年齢 |
---|---|
甲府市 | 18歳3月末まで |
富士吉田市 | 18歳3月末まで |
都留市 | 18歳3月末まで |
山梨市 | 18歳3月末まで |
大月市 | 18歳3月末まで |
韮崎市 | 18歳3月末まで |
南アルプス市 | 18歳3月末まで |
北杜市 | 18歳3月末まで |
甲斐市 | 18歳3月末まで |
笛吹市 | 18歳3月末まで |
上野原市 | 18歳3月末まで |
甲州市 | 18歳3月末まで |
中央市 | 18歳3月末まで |
どこの市でも所得制限はありませんので、全家庭が対象となります。
乳幼児医療費助成に差はない
数年前までは「中学卒業まで」という自治体もありましたが、2023年1月にはすべての市で18歳まで対象が拡大されています。
18歳3月末までというのは、実質高校卒業まで医療費の助成があるということです。
ここまで保障が手厚いと安心して子育てができそうですね。
山梨県内の市における0歳児の認可保育所月額保育料
最後に、山梨県内の市で0歳児を認可保育所に預けたときに発生する月額保育料を比較していきたいと思います。
そもそも共働きでなければ0歳児保育の受け入れをしてもらえないことがほとんどと思われますので、母親と父親が共働きをしている家庭を想定しています。
0歳児における保育料の比較
市 | 月額保育料 |
---|---|
甲府市 | 44,400円 |
富士吉田市 | 46,000円 |
都留市 | 47,000円 |
山梨市 | 41,000円 |
大月市 | 43,000円 |
韮崎市 | 39,900円 |
南アルプス市 | 0円 |
北杜市 | 35,000円 |
甲斐市 | 33,500円 |
笛吹市 | 39,000円 |
上野原市 | 47,200円 |
甲州市 | 39,000円 |
中央市 | 38,000円 |
南アルプス市では、2022年4月より「保育料の第一子無償化」が始まりました。
また、一番高いのは、上野原市の47,200円です。
同じ世帯年収であっても、月額47,200円もの差があるのはかなり驚きですね。
月額保育料の差は最大47,200円
(世帯年収650万前後を想定)
山梨の子育てしやすい市おすすめランキング5選
ここまで、以下の3つの項目について比較検証をしてきました。
- 出産祝い
- 乳幼児医療費助成
- 0歳児の認可保育所月額保育料
ここまでの情報をまとめていく中で、”お金”の観点でみる「山梨の子育てしやすい市おすすめランキング5選」は、以下の通りです。
子育てしやすい市①南アルプス市
なんといっても、保育料の第一子無償化が凄すぎる!
0歳~2歳までの児童が対象なので、0歳から保育園に預ける方なら南アルプス市に住むべきだと言えるでしょう。
第一子も保育料が無料だから
子育てしやすい市②北杜市
北杜市は、出産祝いとしてもらえるお金が多いというのがポイントです。
第1子:10万円
第2子:30万円
第3子以降:30万円など
また、0歳の月額保育料も山梨県内の市では、3番目に安いというのも大きなメリットと言えるでしょう。
出産祝い金が多い
保育料が安い
子育てしやすい市③甲斐市
甲斐市は、南アルプス市の0円を除くと「山梨県内の市で最も保育料が安い」というのがポイントです。
ただし、出産時には記念樹しかもらえず、お金による助成がないのが残念なポイントです。
保育料が安い
子育てしやすい市④甲州市
甲州市は、保育料が安く出産祝いで第一から10万円もらえるというのがポイントです。
保育料が安い
出産祝いが一律10万円
子育てしやすい⑤中央市
中央市は、出産祝い金はないものの、0歳の月額保険料が山梨県内の市では4番目に安いというのがポイントです。
保育料が安い
お金の面で考えると、子育てしやすい市としておすすめなのは、「南アルプス市」と「北杜市」の2つです。
0~2歳で子どもを保育園に入れることを考えるならば、南アルプス市が圧倒的に有利であると言えるでしょう。
お金の面で子育てのしやすい市
NO.1は南アルプス市
ただし、これはあくまでも子育てにかかるお金の負担がより少ない市をランキング化したものです。
実際「子育てのしやすさ」というのは、勤務地から自宅までの距離、実家・義実家と自宅の距離、周辺施設の充実度、保育園や幼稚園への入園のしやすさなど、さまざまな要因が関わってくると思います。
こちらのランキングは参考程度にみていただけるよう、お願いします。
今回は、子育てのしやすさを「お金」という観点において見てきました。
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