2018年9月9日に閉店した山梨県中央市のショッピングセンター「アピタ田富店」の跡地に、ニトリと株式会社ちぼりホールディングスの工場が開業しました。
さらに、2021年4月23日にニトリ田富店が新店舗へ移動となりました。
今回は、アピタ田富店閉店後の様子をご紹介していきます。
アピタ田富店が2018年に閉店
アピタ田富店は、1998年10月開業した大型ショッピングセンターです。
テナントは、ユニー直営の総合スーパーに加え、ニトリ、ザ・ダイソー、コムサイズム、タカキュー、マクドナルドなどが入っていました。
開業から10年は多くのお客さんで賑わっていた印象で、他にライバルとなるようなショッピングセンターが近くになかったことから、隣のオギノリバーシティ店と合わせて「アピオギ」という通称で子供から大人まで愛され人気のある施設でした。
しかし、2009年にはラザウォーク甲斐双葉、2011年にはイオンモール甲府昭和店が開業したことで、客足が遠のいてしまった、という印象は拭えず、徐々に経営が厳しくなっていきました。
アピタ田富店が閉店、跡地にニトリ店舗がオープン
2018年9月9日、とうとう閉店となってしまったアピタ田富店。
閉店後はアピタ直営店はもちろんのこと、各専門店のテナントがすべて閉店となりました。
そんな中、唯一営業を続けることになったのは、ニトリでした。
旧アピタ田富店の2階がすべてニトリの店舗となり、1階はニトリ店舗に行くためのエレベーターとエスカレーター部分以外は封鎖されていました。
2021年3月アピタ田富店の1階にチボリ工場がオープン
アピタ田富店が閉店してから約二年半が経ち、ようやく1階部分に入る企業が決定。
株式会社ちぼりスイーツパック&サプライ 「山梨中央ギフトセンター」が令和3年3月12日に開所しました。
「TIVOLI」のロゴがとってもかわいいですね!
しばらくは工場として、菓子のパッケージングおよび供給作業がおこなわれます。
また、今後はプロモーションの拠点として、地元の学校へお菓子づ く り体験を通じた食育活動や、課外授業のご提案のほか、地域還元として限定菓子の定期販売なども行うということです。
2021年4月23日ニトリ田富店はくろがねや田富モールに移動
ようやくこれで落ち着いたと思いきや、ニトリ田富店は新店舗へ移動となりました。
しかし、ニトリ田富店の移動先はすぐ近く。
ニトリ田富店がどこに移動したのかというと、2021年4月23日にくろがねや田富モールとして生まれ変わる山梨県中央市山之神のくろがねやのお隣に移動となりました。
そんなわけで、アピタ田富店の跡地2Fの行方がまたわからなくなってしまいました。
しかし、1Fにチボリホールディングスが入ったことを考慮すると、今後は2Fもチボリの施設になるのかもしれませんね。
ひとまずアピタ田富店の跡地がようやく落ち着きそうで、少しほっとしているのは私だけではないでしょう。
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