甲州印伝は、一生モノの贈り物として非常に喜ばれる商品で、就職祝い・大学合格・卒業祝いにも最適です。
この記事では、10代後半から20代の若い世代向けのおすすめ甲州印伝アイテムを紹介します。
甲州印伝は卒業祝いや合格祝いにおすすめ
甲州印伝は、山梨県に400年以上も前から伝わる革工芸品です。
経済産業大臣指定 伝統的工芸品にも認定されています。
長く使えば使うほど馴染み、年月を重ねても飽きの来ないデザインで、生涯大切にできる特別なアイテム。
“一生モノの贈り物”として最適です。
デザインや価格の面から、特に30代以上の方々に人気がありますが、同様に若い世代にも支持されています。
山梨県では昔から、
- 誕生日祝い
- 卒業祝い
- 合格祝い
- 就職祝い
- 母の日
- 父の日
- 還暦祝い
など、さまざまなシーンで贈り物として使われてきました。
私は山梨県の出身者であり、実際に「卒業祝い」や「就職祝い」として印伝の製品を贈られた経験があります。
もらったお祝い品
若かりし頃にもらった印伝の名刺入れや印鑑ケースは、10年が経過した今でも愛用中。
「大切なモノを入れるなら印伝」という想いがあります。
若者向けのおすすめ甲州印伝7選
10代や20代の人に印伝をプレゼントするなら、どんな商品が良いのでしょうか。
お財布やキーケースは、自分で好きなブランドのモノを買って使っている人が多いですよね。
そのため、「卒業祝い」「合格祝い」「就職祝い」といった機会に印伝を贈るなら、
- 印鑑ケース
- パスケース
- 名刺入れ
- ポーチ
などがおすすめです。
これらの商品は、一生使うモノであり、高い品質と飽きの来ないデザインが求められます。
そのため、印伝がピッタリなのです。
以下に印伝ファンの山梨県民が考えた「若者向けのおすすめ甲州印伝7選」をまとめました。
名刺入れ たかね 富士山柄
厳冬の富士山の風格を黒漆で表現し、その峻厳な山頂への想いを表現した逸品。
内側とマチの一部には、空の色を連想させる鮮やかなブルーが使われており、一見シンプルに見えますが非常にセンスの良いオシャレなデザインです。
名刺入れ 忘れな草
可憐なイメージの忘れな草がちりばめられたデザイン。
この花は「真実の友情」と「誠実」のシンボルとして広く親しまれています。
その優美な姿勢が、印伝の模様として表現されています。
メンズ印鑑ケース 黒×黒
印傳屋の代表的なデザインである「トンボ」があしらわれたデザイン。
トンボは日本の自然界における優雅で美しい存在として知られ、その翅を広げた独特の形状は、印鑑ケースに独自の魅力を与えています。
年を重ねても長く使えるデザインだからこそ、印鑑ケースに最適です。
レディース印鑑ケース 和柄 とんぼ
美しい朱色とトンボが特徴的な印鑑ケース。
キーホルダーのような朱肉部分もかわいいと評判です。
飽きの来ないデザインだからこそ、長年愛用するのにピッタリな逸品ですね。
パスケース INDEN-YA 115
メインに使われている鹿革は、軽量でありながら非常に丈夫で柔らかな肌触りがある素材。
手に取る機会の多いパスケースにピッタリです。
シンプルな漆黒のデザインには、洗練された美しさがみられます。
パスケース 紺地×白漆 あじさい柄
「藍色が集まったもの」という意味の「あづさい(集真藍)」が語源となった紫陽花は、小さな花が集まる様子から、”家族の絆”を象徴する花言葉を持っています。
これから新生活が始まる子どもさんへのプレゼントにおすすめですよ。
モモハナ印伝 「 ポーチ/小物入れ」
桃とトンボのデザインが特徴的な「モモハナ印伝」には、若い女性向けの商品が多くなっています。
ちょうど良いサイズ感のポーチは、かさばらず仕事やおでかけ用のカバンに入れるのに最適です。
若い女性なら、「モモハナ印伝」の商品ラインナップから選ぶのがおすすめです。
そこで以下では、「モモハナ印伝」について簡単に解説します。
女子大生がプロディース「モモハナ印伝」とは?
印伝の製品ラインナップには、女性向けのデザインも多数存在します。
その中でも代表的なのが「モモハナ印伝」です。
このブランドは、山梨県の素材や文化を女性の視点から魅力的にプロデュースする女子大生グループによって設立されました。
「モモハナ印伝」は、山梨の特産品である「桃」と印伝の代表的なデザインである「トンボ」をテーマとしており、女性が好むスタイリッシュで可愛らしいデザインが豊富に揃っています。
「モモハナ印伝」のデザイン
デザインに用いた「桃」は、古事記において「魔除けや厄除けの果物」とされ、中国でも古来から、「不老不死の薬」とされてきたように、人々に力と勇気を与える神秘の仙果であるのです。さらに、印伝の代表的なデザインでもある「トンボ」は「勝ち虫」とも呼ばれ、「不転退」の精神を表すものとして。兜や鎧といった武具の柄として用いられてきました。
「モモハナ印伝」に込めた想い
「桃」と「トンボ」、二つの柄をあしらった「モモハナ印伝」は、がんばる女性たちの運気を高め、勇気と力を与えられる「お守り」のような存在になりたいと「想い」を込めています。受験や就活を控えたあなた。仕事を、そして恋をがんばりたあなた…。がんばる全ての女性たちを「モモハナ印伝」は、あなたの側で応援しています。
引用:モモハナ印伝
可愛いデザインを好む若い女性に印伝を贈る際には、モモハナ印伝がおすすめですよ。
どの商品も落ち着いた色合いで長く使えるデザインなので、年齢を重ねてもずっと大切に使えます。
私も愛用しています!
【甲州印伝】はふるさと納税返礼品にもある
「印伝」は山梨県で400年以上にわたり受け継がれてきた伝統工芸品です。
そのため、ふるさと納税の返礼品としても広く扱われています。
山梨県では、「甲府市」「甲斐市」「身延町」「大月市」「北杜市」などのふるさと納税で印伝商品がもらえますよ。
長財布やコインケースなど、人気の商品がたくさん返礼品として用意されているため、ぜひチェックしてみてくださいね。
「印伝はダサい」と考えているのは一部の若者だけ?
「印伝」は日本の伝統的な工芸品で、その美しさと職人技術は幅広い年代から高く評価されています。
しかし若い世代の中には、より現代的でファッショナブルなアイテムを好む人もいます。
そのため、「印伝 ダサい」というキーワードが検索結果に出てくるのは、一部の若者が伝統工芸品を好まないことが原因と考えられます。
10代や20代のときには、若者で流行しているブランドの商品を持ちたがる傾向があるのも事実。
例えば女性なら
- サマンサタバサ
- ケイトスペード
- コーチ
などの有名ブランドが人気で、誕生日や記念日にはこういったアイテムをプレゼントとして望むことが多いでしょう。
そのため、印伝のデザインが悪いわけではなく、伝統的な工芸品を愛用することが「ダサい」と感じる人もいるかもしれません。
ただし、若かりし頃に「印伝はダサい」と思っていた人でも、年を重ねるにつれて印伝の魅力に気づきます。
年齢が上がるにつれて、伝統工芸品や文化に対する理解と尊重が高まり、印伝の価値は再評価されるのです。
そのため、印伝は時間とともにその魅力を発揮し、永く愛用されるアイテムとなる可能性を秘めているのです。
万が一、今の時点で印伝をダサいと思っている方でも、大切に保管しておきましょう。
きっと数年後、その価値に気づくはずです。