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偽物ではない?甲州印伝と山梨県以外の印伝の違い

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甲州印伝のポーチと印鑑ケース

「印伝」と名のつく商品は甲州印伝以外にもあります。

しかし、知名度が低いものは「偽物?」と疑われることもあるようです。

そこで今回は、甲州印伝と山梨県以外の印伝の違いについてまとめてみました。

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そもそも「印伝」とは何か

甲州印伝 印鑑ケース&名刺入れ

甲州印伝は、「甲州」と「印伝」という言葉が組み合わさったもの。

「甲州」は、甲斐の国(かいのくに)の別称であり、現在の山梨県の地域を指す言葉です。

つまり、甲州印伝は「山梨の印伝」という意味です。

そこで疑問となるのは「印伝」とは果たしてなんなのかということ。

印伝の起源は、1624年~1643年の寛永時代に外国からの訪問者が幕府に贈った印度(インド)風の革製品に由来し、それ以降、国内で製造された同様の製品を印伝と呼ぶようになりました。

そのため、現在も羊や鹿の皮をなめして染色を施し漆で模様を描いた製品は「印伝」という名称で呼ばれています。

山梨県以外でも「印伝」という名称の製品を販売している都道府県はありますが、伝統的な製法を受け継いできたのは「甲州印伝」です。

十返舎一九の『東海道中膝栗毛』には「印伝」の記述があり、江戸時代には各地で印伝が製造されたと考えられています。

しかし、鹿革に漆で柄付けする技法(漆付け技法)を創案したのは「遠祖 上原勇七(現十三代)」です。

これが甲州印伝のはじまり。

そして、その伝統を受け継いできたのが現在の「印傳屋(株式会社 印傳屋上原勇七)」なのです。

甲州印伝と他の印伝の違い

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「印伝」と名のつく商品は、甲州印伝以外にも存在します。

  • 甲州印伝(山梨県)
  • 奈良印伝(奈良県)
  • 江戸印伝(東京都)
  • 浅草印伝(東京都)
  • 古都印伝(大阪府)

これらの印伝は、基本的に製法などは同じ。

鹿革に漆で柄付けされた商品を販売しています。

しかし、印伝の中でも最も有名なのは甲州印伝。

そこで、甲州印伝と他の印伝の違いをまとめてみました。

甲州印伝と他の印伝との違い
  • 国指定の伝統的工芸品であるかどうか
  • 伝統工芸士が製造しているかどうか
  • 知名度の高さ

国指定の伝統的工芸品であるかどうか

甲州印伝は、国指定の伝統的工芸品に指定されています。

「印伝」という名称で国指定の伝統的工芸品となっているのは「甲州印伝」のみです。

つまり、甲州印伝と他の印伝との最も大きな違いは「経済産業大臣の指定を受けた工芸品」であるかどうかということです。

伝統工芸士が製造しているかどうか

甲州印伝を取り扱っている「印傳屋」や「印傳の山本」では、甲州印伝 伝統工芸士が印伝製品の製造を行なっています。

しかし、他の印伝はそもそも国指定の伝統的工芸品に指定されていないため「伝統工芸士」の資格自体がありません。

そのため、伝統工芸士ではない職人さんが製造を行なっています。

ただし、他の印伝でも卓越した技能者(現代の名工)とし表彰されている職人さんが製造を行なっているものがあるため、品質自体に落ち度があるといったことはないでしょう。

知名度の高さ

「印伝」と言えば「甲州印伝」を意味することも多く、印伝の中でも甲州印伝は圧倒的な知名度を誇ります。

山梨県内では贈り物として古くから甲州印伝の商品が親しまれており、観光客のお土産としても人気があります。

他の印伝よりも知名度が圧倒的に高いと言えるでしょう。

甲州印伝で有名なのは「印傳屋」と「印伝の山本」

甲州印伝で有名なのは「印傳屋」と「印伝の山本」の2つです。

印傳屋

甲州印伝の総本家といえば「印傳屋」。

印伝製品を販売している中で最も有名な企業といっても過言ではないでしょう。

漆付け技法を創案した「上原勇七」の名を代々受け継いでおり、現在は14代目です。

創業1582年
住所山梨県甲府市中央3-11-15
(本店)
電話055-233-1100
代表取締役社長十四代 上原勇七
(上原 重樹)

印伝の山本

現在、日本で唯一「甲州印伝 伝統工芸士(総合部門)」がいる会社が「印伝の山本」です。

>>日本の伝統工芸士「印伝」

創業1955年
(山本商店)
住所〒400-0862
山梨県甲府市
朝気3-8-4
電話055-233-1942
代表取締役社長山本 裕輔

印傳屋には、「革装飾部門」や「革加工部門」の甲州印伝 伝統工芸士がいますが、総合部門の伝統工芸士は存在しません。

しかし、印伝の山本では社長の山本裕輔さん、そして弟の法行さんが総合部門で国内の伝統工芸士として認定されています。

他者では実現できない「漆付けから縫製まで一人で仕上げた商品」になっているのも特徴的です。

また、「ハローキティ」や「刀剣乱舞」といった若い世代向けのコラボ商品が豊富であるというのもポイントです。

>>製作事例・コラボ商品等|印傳の山本

甲州印伝の偽物を掴まないためには?

甲州印伝の商品は非常に品質が高いものばかりなので、簡単に偽物が作れるとは考えられません。

しかし確実に本物が欲しいというのであれば、やはり基本的に「印傳屋」または「印伝の山本」の公式取り扱い店・オンラインショップでの購入がおすすめです。

印傳屋(公式取り扱い店・オンラインショップ)

印傳屋の直営店は、以下の通りです。

エリア取り扱い店
全国
(通販)
公式通販
山梨甲府本店
東京青山店
大阪心斎橋店
愛知名古屋御園店

また、印傳屋の主要なシリーズを幅広く取り扱っている取扱店は多数存在します。

さらに百貨店・セレクトショップ・袋物、鞄専門店など、 商品や期間を限って取り扱っている取扱店もありますので、詳細はこちらをご確認ください。

印伝の山本(公式取り扱い店・オンラインショップ)

印伝の山本の公式取り扱い店&オンラインショップは、以下の通りです。

エリア取り扱い店
全国
(通販)
公式通販
山梨・(有)印伝の山本 工房併設店舗
・Licavou セレオ甲府店
・かいてらす
(山梨県地場産業センター)
東京
・伝統工芸青山スクエア
・神保町いちのいち グランスタ丸の内店
・神保町いちのいち 神保町店
・神保町いちのいち 経堂店
・神保町いちのいち 有楽町店
・神保町いちのいち 国分寺店
群馬髙島屋 高崎店 5Fフロア内
埼玉・そごう 大宮店 5Fフロア内
・八木橋百貨店 3Fフロア内
千葉そごう 千葉店 9Fフロア内
大阪
・髙島屋 泉北店 4Fフロア内
・京阪百貨店 守口店 5Fフロア内
・京阪百貨店 樟葉店 2Fフロア内

甲州印伝の魅力を次世代に伝えていきたい

現代の急速な変化の中で、後継者不足や需要の低下により、伝統工芸品の産業は厳しい状況に直面しています。

しかし、甲州印伝は山梨で誇るべき工芸品。

ぜひとも次世代に伝えていきたいものです。

親から子へ、そして孫へと続いていけば良いなと思う日々です。

【記載内容について】

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甲州印伝のポーチと印鑑ケース

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