山梨の銘菓として知られている「桔梗信玄餅」ですが、他にはないユニークな菓子ゆえに、初めて食べるときにはどうやって食べたら良いのかわからない人も多いでしょう。
そこで今回は、公式で発表されている食べ方と、こばさないようキレイに食べられる山梨県民に伝わるおすすめの食べ方をご紹介していきます。
桔梗信玄餅の食べ方は5通りある?
桔梗信玄餅の食べ方に決まりはないものの、一応公式でも食べ方が公開されています。
それに加え、よりキレイに食べることができる「山梨県民特有の食べ方」もあります。
- 【公式】餅を一切れだけ出す方法
- 【公式】きなこを餅の下に入れ込む方法
- 【公式】餅を風呂敷に出す方法
- 【公式】中身すべてを風呂敷に出す方法
- 【山梨県民】餅ときなこを別々で食べる
以下では、桔梗信玄餅の食べ方について5通りすべてご紹介していきます。
気に入った食べ方で桔梗信玄餅を楽しんでくださいね。
【桔梗信玄餅の食べ方】公式の食べ方は4通り
まずは、株式会社 桔梗屋のYouTube動画でも紹介されている、公式の食べ方4通りをご紹介していきます。
桔梗信玄餅公式の食べ方 その1:餅を一切れだけ出す方法
包みを開けて黒蜜容器のフタを取っておきます。
桔梗信玄餅は1つの容器に三切れ入っているため、そのうちの一切れを楊子で持ち上げます。黒蜜の容器のフタを空け忘れた場合には、餅をいったん容器の縁に置いておき、フタを空けましょう。
餅一切れ分のスペースが空くため、ここに黒蜜を入れます。
黒蜜ときなこ・餅を絡めて食べます。
桔梗信玄餅公式の食べ方 その2:きなこを餅の下に入れ込む方法
包みを開けます。
餅の上にあるきなこを楊子でよくほぐし、餅の下に入れ込みます。
上から黒蜜をかけます。
黒蜜と餅を絡めて食べます。
桔梗信玄餅公式の食べ方 その3:餅を風呂敷に出す方法
包みを開けます。
三切れのお餅すべてを爪楊枝を使って風呂敷の上に取り出します。
容器に黒蜜を入れます。
容器の中に出した黒密に餅をつける形で食べます。
桔梗信玄餅公式の食べ方 番外編:中身すべてを風呂敷に出す方法
包みを開けます。
広げた風呂敷の上にお餅ときな粉すべてを出します。
餅ときなこの上に黒蜜をかけます。
風呂敷を包むようにお餅をもんで、きな粉と黒蜜をよく混ぜてから食べます。
こぼさない!山梨県民おすすめの食べ方とは?
公式の食べ方ですが、その1やその2を実践してみると、きなこが溢れてしまうことがわかります。
容器からきなこがボロボロとこぼれてしまい、食べにくいのです。
また、その3や番外編を見てみると、風呂敷に餅やきなこを出していますが、なんとなく風呂敷に出すのは抵抗があるという方もいるのではないでしょうか。
そんな2つの悩みが解決されるのが、山梨県民特有(※一部の人のみ)餅ときなこを別々で食べる方法です。
- きなこがボロボロしない
- 食べ残しゼロでキレイに完食できる
- 風呂敷に食べ物を置かないで済む
この方法なら風呂敷に食べ物を置かない&キレイな食べ方ができるので、ぜひ試してみてくださいね!
山梨県民特有!
桔梗信玄餅の食べ方
包みを空け、トレーを容器の横に配置します。
きなこの一部をトレーに取り出します。すべてのきなこを取り出すのではなく、溢れてしまいそうな分だけでOKです。私の場合は餅の上にあるきなこは、ほぼすべて出しています。
餅の上に黒蜜をかけ(ここで使う黒蜜は2/3程度がおすすめ)、三切れすべてに行き渡るようにちょっと混ぜ混ぜしてから食べます。
餅を食べ終わったら、トレーの上によけておいたきなこを容器に戻します。
残しておいた1/3程度の黒蜜をきなこと混ぜて、固形になったところで食べます。きなこ棒みたいな感じになってとても美味しいですよ!
この方法で食べると、きなこも残すことなくすべて完食できます。容器も風呂敷もキレイなままなので、食べ終わった後スッキリした見た目になります。
きなこを別で食べるというちょっと邪道な方法であるものの、この食べ方だと非常に食べやすいです。
また、きなこで口の周りや服を汚すこともなく、キレイに食べられるので女性の方におすすめの食べ方です。
最も美味しく食べられるのは公式の食べ方だと思いますが、こちらの食べ方も機会があればぜひ試してみてくださいね!